第7章 【銀魂】土方十四郎
*土方side*
屯所の入口には既に楓がいた。
オレを発見するなり小走りに近づいてきた。
『あ、土方さん!』
「随分とはぇーな。」
『はい!少しでも早く土方さんに会いたかったので!』
満面の笑みで言われるとかなり照れる。
『それと…今日の着物どうですか?』
確かによく見ると新しい着物だった。
すごい可愛いんだけど…
「ま、まぁ、いいんじゃねぇの。」
オレは恥ずかしくて言葉に出来ない…。
「そうだ、今日はどこにいきてぇんだ?たまにはおめぇの好きな所に連れてってやるよ。」