第6章 【黒バス】 青峰大輝
*楓side*
大ちゃんが才能を開花させて、練習に来なくなった時に私は大ちゃんにとって必要ないかもしれないと思った。
でも、大ちゃんにそう言われたわけではなかったから、離れなかった。いや、離れられなかった。
大ちゃんは開花した後はえっちの最中に好きと伝えなくなった。
開花する前までは、たくさん言ってくれたのに…。
大ちゃんの心は無理でも、せめて、身体だけでも繋がっていたかったから、大ちゃんが呼ぶ時にはいつも抱かれた…。
ピロン
その時私のスマホに大ちゃんからメッセージが
「今日俺んち。」
私はわかった。と返信して体育館に戻った。
私は今日で区切りをつけようと決意した。