第4章 【黒子のバスケ】 黄瀬涼太
*楓さんside*
涼太にちゃんと言わないと…。
私が涼太のこと、好きだってこと…。
「楓っち、おまたせっス!」
笑顔で走ってきたけど、その目の周りは赤かった。
『涼太。お疲れ様!今日の涼太はすごいかっこよかったよ!』
「ありがとうっス…。そう言ってくれると嬉しいっス!」
『それでね、涼太、前に言ってた答え…。今の涼太なら喜んで付き合えるよ。』
「ほ、ほんとっスか…。俺、もう諦めかけてたんス〜。」
そう言って、涼太は抱きついてきた。
『涼太、ここはカフェだからさ、とりあえず近いから私の家行こ。ね?』
ここから徒歩10分の私の家まで行った。