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この後めちゃくちゃ...!【チョロ松】

第1章 ▲


キスをしてきたのは痺れを切らした彼女からだった。柔らかい感触がして目を閉じれば、そのままちゅっちゅっと二度三度とキスが落ちて、ゆっくりと目を開けた僕の目の前には頬を真っ赤に染めた可愛い人。ぶっちゃけ脳みそがぐつぐつ茹るくらい体温が上がって、もうぶちまけてしまいそうなくらい下半身はおギンギン。童貞には刺激が強すぎる!

「...ごめんね、我慢できなくて」
「...いやっ、全然」

紆余曲折あって人生初の彼女が出来た!大事にしなきゃ!と思って慎重に交際を重ねていたら、なかなか早いタイミングでの彼女からの先制パンチ、に正直色々な準備が出来ていない。なにをどうしてこうやって、とかもっとAV見て勉強しておくべきだった...!いやいや、それよりどうやって事にもつれこむんだっけ!?(大体行為始まる前のとこは早送りするしそんな知識ないんだよ!)...とにかく目の前の彼女が今まで以上に可愛く見えて、ヤバイ。うん、そうヤバイ。語彙力飛んだ。
でも折角の初体験を悲惨な形に終えたくなんてないし、あぁ...!もう僕どうしたらいいわけぇぇえ!?

「...えっと、チョロ松くんが嫌じゃなかったら、なんだけど...」
「ひ、いや!?そっ、そんなわけないよ!」

ちょっと声裏返った。
ばくばくと音を鳴らし続ける心臓をぐっと押さえながらそう言うと、安心したように笑った顔にまた心臓を貫かれた。
......つまり、僕とエッチしたいってこと。
もうそれだけでご飯10杯は軽くいけるくらいの満足度。脳内エンドレスリピート決定!ここでやらなきゃ男が廃る!と勇気を出して彼女の唇にゆっくりと触れてみる。
うわ、これヤバイ。この感触なに?女の子ってこんなふわふわなの?!そのままぎゅっと抱きしめると、小さい体がすっぽりと僕の腕の中。なんかいい匂いもするし、やばい何かヤバイ。

「...っ、くすぐったい」
「へ!?あ、ごめ...っ!」
「くさかった?」
「...いや、すごく、いいニオイ」

自分の心臓がドクドクと昂ぶってるのをリアルに感じる。ちゃんとしろという理性とめちゃくちゃにしたいという感情がせめぎ合う。

「...ひぁっ」
「...ごめんっ、僕も我慢出来ないや...!」
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