第6章 ★風邪を引くのも悪くない(寂雷先生)
なんで君はそんなに可愛いことをするんだ
寝込みを襲うなんて、してはいけないことだと分かってはいるけれど
「............」
「ごめんね、少しだけ、少しだけだから」
ワンピースではあるけれど、肩紐がないからとても脱がしやすい
胸元からお腹まで脱がし、かなたちゃんの胸を揉みしだいた
「柔らかいね」
「...ん」
一瞬声が聞こえたが、まだ眠っているようだ
胸の先端を撫で続けると、硬くなってきている
「はぁ、寝てても感じるんだね。乳首、舐めるよ」
「...ん...んん......えっ、寂雷さん!?」
「はぁ、かなたちゃん、起きたんだね」
「じゃ、寂雷さんのバカっ!起きたんだねじゃないよ!」
「いたっ、病人を叩いちゃいけないよ」
「あ、ごめんなさい...でも寂雷先生が寝込みを襲うからっ!」
「ごめんね?かなたちゃんの可愛い姿を見たら我慢できなくて」
「そういうの、ずるい」
「かなたちゃんが可愛いのは事実だから仕方ないよね、それに、こんな格好をするってことは襲われても文句は言えないよね?」
「ちが、そういうことじゃ、これは可愛いかったから新しいパジャマにしようとしただけで」
「新しいパジャマ、ね」
毎日この姿を見たいけれど、きっと私の理性がもたない
現に今だって...
「かなたちゃん、私も男だからね」
「んっ、じゃくらいさ、こらっ、病人なんだから寝てないとっ」
「終わったら寝るから大丈夫...」
「だいじょばないよっ、やだっ、見ないでぇ」
私の視線に気づき、手で胸を隠そうとしていたが、その手をシーツへと縫いつけた
「ダメだよ隠しちゃ、かなたちゃんの乳首起ってるね、まだキスしかしてないよ?」
「寂雷さんが、さっきまで舐めてたからっ」
「ん?あれから少し時間が過ぎているけど、本当はこうされるの期待してたのかな?」
慌ててる様子が可愛くて、つい意地悪をしたくなってしまう
「...ちがぅ」
「そんなに顔を真っ赤にして言われても、全然説得力ないよ...」
「......んぁっ!」
「可愛いね」
急に乳首に吸い付いたからか、ビクリと身体がはねた
ちゅぱちゅぱと音をたてながら吸い付くと、かなたちゃんは首を横にふり、手に力を入れはじめた