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【R18】最高の結婚

第6章 やっぱり好き。


遼side

初めての水族館を出て、遥と食事をする事に。
ここでも人気の多い所を選んで来た。

「坂間さん、いいんですか?」

「何がだ?」

「だってここ凄く高いって有名・・・それにかなり美味しいって・・・」

「美味しいからここに来た。」

「でも・・・」

「金のことは気にするな。好きなだけ食べろ。」

「ありがとうございます。何かお礼しないとですね。」

そんな物はいらない。
俺が好きでやってるんだ。
けど、そんな事言ったら遥が悲しみそうだ。

「楽しみにしておく。」

今日の遥はいつもより楽しそうだ。
笑顔を見せてくれる。

よかった。

その顔が見たかった。

「美味しかったです!坂間さん、ありがとうございます。」

「それならよかった。」

「次は映画でも見に行きませんか?」

映画か・・・
映画館は暗くて危険だ。
それに音だって聞き取りにくい。

「・・・や、やっぱり止めときましょうか。」

「っ、いや!いい!行こうか。」

しまった。
つい顔に・・・

「いいですよ。無理しなくても。僕の我儘ですし・・・あ、そうだ!買い物に行きましょう!」

「買い物?」

「はい、服でも買いましょう!ね?」

「そうだな。」

何やってんだか、俺は。
変に気を使わせてしまった。
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