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【R18】最高の結婚

第6章 やっぱり好き。


遥side

デートに誘う。
僕ならできる。

ベッドの上に座り、緊張を胸に座っていた。
扉がノックされる。
その音が余裕が無い所為か、いつもより重く感じた。

「は、はひっ!」

坂間さんが少し顔を伏せながら入ってきて隣に座る。
僕との距離を少し空けてる。
寂しいな。
もっと近づきたいのに。

気まずい空気が流れる。

何か話さなくちゃ。
えっと・・・

「「あ、あの・・・っ////」」

被っちゃった!
更に気まずくなっちゃうよ!

「ど、どうぞ・・・////」

「いや、お前からいいぞ。」

「えっと・・・じゃあ・・・」

何話すか考えてなかった・・・
ってデートに誘うんだ!僕!

「その・・・さ、さっき怪我しませんでしたか?(汗)」

「怪我?いや、特には・・・切傷なんて大した事ねぇし。」

「そ、そうですか。なら良かったです(汗)」

あー何聞いてんだろ、僕・・・(泣)

「・・・遥、その、さっきは勘違いして悪かった。」

「い、いえいえ!あの状況見たら誰でも勘違いしますよ!気にしないでください。」

「なら、よかった。お前、色んな奴に告白されてるみたいだしな。」

「はい・・・恥ずかしいです////」

「そんな事ねぇよ。断ってるんだろ?他に好きな奴でもいるのか?」

「へ!?////」

「いや、断ってるからそうなのかと・・・違ったのか。」

「・・・ち、違わない・・・と・・・思います・・・////」

「?」

思わず声が小さくなってしまった。
たぶん、聞こえてないはず。
僕の好きな人は貴方なのに。

「あ、あの!」

「どうした?」

「その・・・僕と・・・お出かけでもしませんか?2人で・・・////」

言っちゃった・・・

「2人でか?////」

「い、嫌ですよね!すみません、急にこんな事・・・外は危険だって言われてるのに・・・」

やっぱ駄目だよね・・・

「・・・いいのか?俺で////」

あれ、坂間さん顔が赤い・・・

「行こう。お前の事は俺が守る。」

「いいんですか?////」

「あぁ。ずっとここに居ても息が詰まるしな。」

やった・・・成功した・・・

「はい!////」
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