第13章 のんでのまれ
「なに? 紅郎くん?」
照明で分かりづらいが、潤んだ瞳と酒で火照ったのか赤みのある肌はエロっぽい。
「帰るか、一緒に」
「帰るの?」
「あぁ」
あやに言われて顔を真っ赤にしてる守沢と仁兎には悪いが金だけ置いて、あやの分もあっちのテーブルに行って渡して、2人でそのまま抜けて家に帰った。
俺は車だったからそもそもアルコールは飲んでいなかったので、問題なかった。
「紅郎くん…」
「なんだ?」
家に着いてから既にタイマーで用意されていた風呂にそのまま直行して、風呂に入った。
「気持ちいい?」
「あぁ、気持ちいいぞ」
何を思ったのか、あやは俺の身体を自分の身体で洗ってくれている。主に胸を使っているからあやの身体は既に石鹸で泡まみれだ。いつもならしないようなことに、俺自身もだいぶ興奮している。
「にしても、大分飲んじまったか? 顔赤いな」
「やんっ、さわっちゃだめ、きもちよくてあらえなくなっちゃう」
「ほぉ? 今日は正直だな?」
「だめ?」
「いいや、むしろ嬉しいな」
思っていたよりあやの酔いは回っていたようだ。いったいどれだけの量を飲んだのだろうか?
とりあえず今は独り占めを楽しむべく、あやの身体にイタズラをするために手で身体を撫でていった。
「ふぁっ、あ、らめっ、あんっ」
「何がダメなんだよ?」
「きもちぃかりゃっ、きもちよくて、くろくんのこときもちよくれきにゃいかりゃ、あ…っ」
「あやが気持ち良かったら俺も気持ち良くなるから、安心して触られとけ」
「はぁんっ、みみっ…あんっ」
今夜は酒効果もあってか積極的だし、感度も良好すぎる。触るなって言う方が無理な話だ。
今もあやの耳も胸もあそこも触りまくっている。胸は乳首もピンと立ち、あそこは愛液で滴っている。
「はぁ…あんっ、ふぁあっ」
「あや、エロい」
「はぁんっ、あんっ、らめっ、きもちよくなっちゃぅっ」
あやの身体が痙攣して、いったのが確認出来るとあやは身体の力が抜けて俺にもたれた。
「はぁ…はぁ…くろくん、くろくん」
「どうした?」
力の入らない身体で身体を擦り寄せてきたあやの肩を抱くと、快楽に蕩けて瞳を潤ませたあやと目が合った。