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残酷で美しき世界の中で

第39章 狼煙


ハンジ「中央第1憲兵団」

呟かれた言葉に憲兵は冷や汗をかく

モブリット「なぜ王都の憲兵団がこんな最南端のトロスト区に?」

「そんなに不思議か?お前らと違って使える出涸らしは今忙しい」

それを聞いたハンジは、ああと言い僅かな笑顔見せる

ハンジ「そういう事ですか。自分が使えない兵士をやっているせいかな?偉い所の兵士さんにビビっちゃいました。握手させてください!」

ハンジはそう言うとガシリと両手で握手をする

ハンジ「そうか…強盗にあったのか…ニック…可哀想に。でも彼は盗まれる様な物を持ってたかな?」

「当然だ。ウォール教の神具は豪華な鉄製だと知られている」

その言葉にハンジはえ?と顔を上げた
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