第7章 チェリー味
そして鮭による着付けが始まった。
鮭
「まぁ!なんてことだい!!!」
(次は何?💦)
鮭
「アンタァ!なんだって…アァ…神様!仏様ァ〜」
肌襦袢を着るように言われたので、
鮭さんは一応メスみたいだし裸になったのに…
佐藤
「(´・ω・`)」
鮭さんは地面に倒れ込み"ピチピチ"と激しく身体を震わせ、
合掌しながら半狂乱になっている。
(なんか…陸に打ち上げられた鮭そのものみたい……)
佐藤
「あの…どうかしました?」
鮭
「どうかしました?…じゃないよォオオ!グズ!!
あ…あんた……その…
身体についてる……馬鹿でかいイクラはなんだい!!!」
(は?イクラ??)
佐藤
「?」
私の身体の何処をみて、
イクラだなんて言ったか見当もつかないので
部屋の隅に置かれている手入れがされていないであろう
くすんだ鏡越しに自分の身体を見てみた。