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【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第1章 再会の意味




畑から上がった片倉殿とともに丘に腰かけ、じい様が入れてくれた茶を飲んで一休みすることになった。


「しかしここの葉は青々としていてすごいな。収穫はいつだ?」

「その一画はもう実るころだ」

「そうか! なら収穫は私も手伝うぞ。政宗殿と城に籠っていたら、一体何をされるやら・・・」


そこまで言って、口をつぐんだ。

しまった、片倉殿に話すようなことではなかった。

再会してすぐに強引に接吻をしてきた政宗殿を警戒している、などと、そんなこと誰かに話したところで私が恥ずかしいだけだ。


「・・・フ、紫乃。茶を溢すんじゃねぇ」

「・・・すっ、すまない・・・・」


私の顔が真っ赤になったことには、彼は言及しないでおいてくれた。

しかし私の気持ちなど、きっと片倉殿には知られてしまっているのだろう。


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