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【戦国BASARA】*月夜の盃*【R18】

第4章 恋の残り香




『月夜の盃』を完結までお読みいただきまして、ありがとうございます。まだまだ続きますが、ここで一度、第1部は完結という形をとらせていただきます。第2部はアニバサ2に沿った物語です。

さて僭越ながら、ここで少し語らせていただこうと思います。

まず改めて、政宗様の夢小説って本当に難しいと思いました。なぜなら彼が恋愛にのめり込んでいく様を書くのは、どうしてもキャラを崩してしまうからです。

できるだけイメージを壊さず、自然に書きたい。
では政宗が女を好きになるのはどんなときなのだろう、と悩みました。

外見に一目惚れなどしてほしくない。家庭的な部分や女性らしい部分に惹かれるのも彼からは見いだせない。ならば戦いの中で、自分の信念を貫く女の子ならどうだろうか。それこそ幸村のような。
・・・そう思って、悩んだ末にたどり着いたのが「武田の忍」という設定の今の夢主でした。

どこかの姫の設定にしても良かったのですが、そうするとどうしても戦いから離れてしまう。また、武田にしたのは伊達の忍はアニバサには描写がないので、創作が多くなり世界観が変わってしまう。・・・ということで、ここに落ち着いたしだいです。

しかし、「恋愛に寄りすぎると政宗が政宗ではなくなる。」自分の中でそんな制限があって大変書きにくい物語でした。
だから甘さが少ない物語に仕上がってしまいましたが、とりあえず両想いにはなったので、第二部は糖度がぐんと上がり、R18シーンをバシバシ入れていきます。

どうか皆様、今後ともお付き合いくださいませ。
それでは、ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございました!


なちゅ丸
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