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先生、好きです。【R18】

第6章 もう1人


颯太side

夏休みも今日で終わりか。
今頃、皆ヒーヒー言いながら課題してるだろうな。

俺は暇しなくて済むから学校始まるのは苦じゃない。

ピンポーン

「ん?はーい。」

誰だ?
なんも頼んで無いんだけど・・・

「っ!お前ら・・・」

「おはようございます。颯太さん!」

「おはよ。颯太。」

玄関先に立っていたのは晃と宏。
何でまた最終日に来てんだよ。

「夏休み最後は一緒に居たいと思いまして。」

「俺も。」

「俺もって・・・お前課題は?」

「とっくに終わってる。だから来た。」

まじかよ。
あの量を?

「うちに来たはいいが何するんだよ。」

「え、決まってるじゃないですか!セッ・・・」

「帰れ。」

どうせそういう事だと思った。
流石に俺も明日疲れるからしたくない。
あと・・・

「宏、お前はあまりうちに来ない方がいいぞ。どこで誰が見てるかわかんねぇだろ。」

「誰もいない。」

なんかいつもそういう返しな気が・・・

「・・・知らないからな。」

結局その日は2人がめんどくさかったからすぐに帰した。
明日からまた気をつけないとな。
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