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【金カム】Dear my kitty

第4章 第七師団



恩人である2人と涙のお別れをしてから半年、私は小樽の陸軍病院で看護婦見習いとして働いていた

昼間は病院で先輩看護婦さんと一緒に仕事をし、夜は学校で勉強という忙しい日々だ。


昨日、重症を負った患者さんが運ばれてきた。

なんでも顎を骨折して川に落ちていたところを発見されたそうだ。話だけで痛そう。
他にも沢山ケガをしていて、一命は取り留めたものの予断を許さない状況だ。

先輩看護婦からこの患者さんのお世話をするように指示があった。

名前は『尾形 百之助』上等兵だと告げられた。




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