第3章 出会っちゃいました
―裏路地―(視点・??)
……っ!
俺としたことが…。
いくら疲労していたとわいえこんな失態を犯すなんて…!
" "にまた迷惑をかけちまうじゃねえか!
あのお方に無駄に迷惑をかけるわけにはいかねえ。
敵が来ちまう前にはやく逃げねえと!
いくら雑魚でもこの傷であの人数を殺るのは無理だ。
一刻もはやく" "に報告しなければ!
!!
人の気配っ!
追っ手か!?
…?にしてはやけに煩えな…。
しかも気配を消そうとする素振りすらねえ。
でも"ここ"でこんな時間に裏路地に入ってくるなんて、馬鹿なこと一般人がするわけがねえ。
いや、まてよ日本人……でも流石にしねえだろ。
そうこう考えているうちに気配はどんどん近づいてくる。
逃げなければいけないのだろうが、身体に力が入らない。
?「みーつっけた♪」
!
斜め上前に目をやると、そこにいたのは明るい藍色の髪の…女?
……一瞬女神かとでも思った。
月に照らされた姿がとうてい人には見えなくて。
これが俺…いや、俺達とあいつらの出会い。
全てのきっかけ。
まだ気づいてない。
この後、俺はこいつらに救われ。
俺達はこいつらに何度も救われる事になる。