• テキストサイズ

【NARUTO】スケアさんとの恋

第11章 S級任務の帰り道



すると、ガイが諦めモードの私の頭を、ポンポンと叩いた。



「まあ、どうだろうな。最初から諦めるのは早いんじゃないか?見てからでも遅くないだろ。」


「あー、もう!
ガイのせいだからねー。
いなかったら!」

私はガイに何故か
責任をなすりつけた。

そんな言葉をぶつけたら、
ガイは笑いながら答えた。


「いなかったら、オレがどっか飯でも連れて行ってやる。
だけどアイツは、もしかしたら待ってるかも知れないぞ?」


「だから絶対いないって!」


投げやりに答えれば、ガイは
私に満面の笑みを浮かべ、確信しているように答えた。


「カカシはお前にはいつも甘いからな。お前の頼み事は絶対断ってないはずだ。」



「…………いや、断られたし。」


スケアさんとの出来事を思い出していた。




「じゃあ、それ以外で、真剣に頼んだ事で断った事はあるか?どうだ?」





その言葉に目を大きく見開いて
ガイを見ていた。

あるに決まってるでしょ!…と、
即答しようと思った…。

「………。」

今までのカカシとのやり取りを
思い出していた。

記憶を思い出しながら
探して探して…探した。



……………








「……………………ない。」




/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp