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【M×N】インターホンはお静かに

第1章 相変わらずな俺ら


猫になりたい









「なんなの(笑)

今日は」

「イイから、

ほらっバンザイ」






センセと会ったのは、3日前


研修や出張で忙しくて、


こうして部屋に来るのは、1週間ぶりだ







野球部の練習が終わって、ケータイを覗くと


夕方過ぎには、もう部屋に帰ってるってメールが入ってた






疲れてるから、早めに帰宅したのかなって、

今日は顔出したら帰ろう……って思ってたのに







玄関のドアが開いて、招かれた途端に


手首を掴まれ、そのまま


ベッドに連れてかれた






「俺、汗くさいし」

「関係ねぇよ。

どうせまた、汗かくんだから」

「来た早々?

疲れてないのかよ」

「疲れてるよ。

だーから、癒してもらうんだろ」





"ヤリタイ盛りのガキかよ"って


クスクス笑うと、


"黙れ"と唇を塞がれる






センセに脱がされた、上半身裸の身体は


あっという間に組み敷かれて


与えられる愛撫に、過敏に反応する





「カズは…シたくなかった?」

「んっ…な、に…」





触られた下半身は、しっかり主張してるから


ちゃんとわかってるくせに、意地悪なんだから





でも、


確かにね……?


"ヤリタイ盛りのガキ"はどっちだよって、話






「あっ…ん……じゅんく…ん…っ、もっと」





素直に甘えた声を出すと

それは正解だったらしく、

満足気な笑みが溢れた





「ごめんな。

今日は、あんま優しく出来そうにないわ」





そう言いながら、


露になったセンセの裸は


何度見たって、その度


綺麗だって思う







グッと身体を寄せられ、


肌が重なった瞬間だった







"ピンポーン"







有り得ない機械音が、部屋中に響いた





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