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DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説   短編

第10章 ヒルビリー (病み)


『ねぇ…もうあんなことはしないで』



「…」




『お願い…もうっ、自分を傷つけないで…!』



本格的に泣き始めた

心が軋むように痛い

悲しめたいわけじゃない
自分だってどうしてこんなことをしたのか分からない



『大好きッ…大好きよヒルビリーッ
可愛い私のヒルビリー…』




「うさみ、ボク…」



泣かないで


ボクも大好きだから泣かないで



ごめん、ゴメンね






『もう…なんで泣くのよ…』



「ヴァ…グゥ…」





ソッと布で涙を取ってくれた

うさみは弱々しく笑い、再び抱き締めた



『貴方が何を思ってあんなことをしたのか分からない…分からないけど…貴方が傷ついて悲しむの
悲しむ人が居るのよ、ココに』




「…ァエ」



『貴方を幸せにしたい…
何かできることがあるなら私に言って…?』




「うさみ…うさみ…」



『うん、なあに?』



「ずっと一緒に、いて」




『…喜んで』



うさみは嬉しそうに、そして泣きながらキツく抱き締めた




『ごめんね…お茶淹れる道具壊しちゃった…ミルクで我慢しようか』


気がつかなかったが床にガラスが散らばっており確かに壊れていた
それほど焦っていたのだろうか


少し嬉しくなった
ボクの為に…必死で…




『あっ… そっか…手が…
じゃあ、あーんをしようね』





やっぱりうさみは優しい


ボクの大好きなうさみ




幸せを噛み締めながら口を開いた




















心の奥ではうさみをずっと閉じ込めたいと思いながら














いつまでも愛してる

ボクをずっと見て
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