DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説 短編
第8章 トラッパー(狂愛?)
私はもう諦めている
逆らえば体に傷を増やされ
大人しくしていても地獄が待っている
アイツ以外この部屋には誰も来ない
すがる相手も、味方も居ないのだ
大量に私の写真が壁に貼ってあった時は狂気に身を震え泣き喚いた
自分以外 を 写す目が嫌だと トラッパーは 私の目を取り除いた
足の鎖を外せと喚けば逃げないようにと足を切断され
愛してると囁きながら笑顔で暴力を振るう
お陰で体は動かないし精神もズタポロ
もう一年はここに居た気がする
死のうと舌を噛もうとしたらトラッパーは焦って口にタオルを詰め込み 死なせてくれなかった
何も見えない
痛みしか感じない
絶望の状況に死にたいとしか思えなかった
「なぁうさみ、いい加減何か言ったらどうだ?」
『…』
「ホントに頑固だよな」
『…』
「俺はお前がお人形さんになって欲しい訳じゃねぇ
また笑って、楽しく過ごそう…な?うさみ…」
死にたい
誰か助けて
怖い
トラッパーはイライラとしているのか足を揺さぶり、舌打ちを1つした
「はっ、声を出したくないんなら無理矢理でも出してやるよ」
服に手を伸ばし、手慣れている手つきで脱がしていく
これから何をされるのか分かっているが抵抗するともっと痛いことをされるので怯えながら受け止めるしかないのだ
声なんてとっくに出てこないというのに
涙なんて目玉がないから意味がないというのに
助けなんて求めても意味がないのに
死にたくても死なせてくれないのに
辛くても我慢しなきゃ
嗚呼 神様
「…愛してるうさみ」
今日もまた、狂った笑顔に壊されるのだ