• テキストサイズ

【黒子のバスケ】ブルーな愛情

第10章 打ち上げ


「あっ瑠衣ー!ちょっと聞いてー!真太郎ちゃんが、」

「その呼び方をするなと何度言えば分かるのだよ!」

「のだよっ!!あはははは!ツボっ私ヤバい…!」

「……」


うん、真雪のコミュ力はハンパないから心配はしてなかった。
だけど、それにしても…


「打ち解けすぎじゃない?」

「瑠衣は私のコミュ力舐めすぎだっつーの!」

「まじか」


あと、もう一つ気になることが…。
私はテーブルいっぱいに置かれたソレを、ファミレス定番のソレを指差し、聞いた。


「このドリンクの山、何?」

「ドリンクバーで少し化学の勉強を」

「ダウト!」

「ホントだって!真太郎ちゃんも認めてくれた!」

「それで呼ぶな…ドリンクを混ぜることで起きる化学反応の実験をすると、神田は言ったからな」

「…真雪、緑間くんってさ、」

「天然だろうね。エンジェル級の」

「…まじか」


私は頭に手をやり溜息を吐いた。
まあ何はともあれ、真雪がバスケ部のみんなと仲良くなったみたいで嬉しい。
いや、何度も言うけど、心配はしてなかったけどね。


「真雪ちん、ドリンクいこー」

「いいよー!次何やる?」

「1つ前がメロンソーダとカルピスとコーヒーだっけ~?」

「うん。烏龍茶とペプシとミルクでもいってみる?」


…私は何も聞いてない。

私は盛り上がっている2人からソッと離れて、大輝の隣に座った。
/ 156ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp