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【黒子のバスケ】ブルーな愛情

第4章 リレー選手


今日のHRは体育祭の選手決めだった。
私はHR後、クラスメートの名前がずらっと書かれた黒板をぽかんと眺めていた。


「…ほんとに選ばれちゃった」

「ね!だから言ったじゃん!」


黒板に書かれた『選抜リレー女子選手』の欄には、私と真雪、二人の女子の名前が書かれていた。
その二人の女子は一人は陸上部、もう一人はハンドボール部。
どちらも体力を使うスポーツだから足もきっと速いと思う。
問題は…


「私バリバリ文化部だったんだけどなぁ?」

「文化部でも速い子がいるってこと見せつけちゃえ!走れる文化部!」

「走れるデブみたいな言い方ヤメロ」


今日の二時間目は体育。
徒競走のタイムを計るらしい。
その時に正確なタイムが分かるから、おそらく選手の入れ替えも生じる。


「瑠衣ー着替えに行こー!」

「はーい!」

一度選ばれたからには変えられたくないなぁ。
よし、頑張ろ!










体育は2クラス合同でやるから、私のクラスの2組と隣のクラスの1組が一緒にやる。
今日はタイムを計るだけだから男女一緒に体育をやるという珍しい状態だ。

…そういえば、1組の男子って誰がいるんだろう?


私は準備体操の後、何気なく1組の方を見た。
そして私はとんでもない人と目があってしまった。
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