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【黒子のバスケ】ブルーな愛情

第4章 リレー選手





長かった夏休みも終わり、今日から二学期が始まる。

久しぶりに会ったクラスメート達は日焼けをしていたり、痩せていたり、背が伸びていたりと様々な変化があった。


「真雪、久しぶり!」

「瑠衣~!会いたかった~!」


真雪は帝光中でバスケ部の次に忙しいといわれているテニス部なので、夏休み中は一度も会えなかった。


「真雪すごい日焼けしたね」

「炎天下で毎日テニスしてたら真っ黒にもなるって!日焼け止めも金の無駄っ!」


夏休みのほとんどを家で過ごした真っ白の私とは違い、真雪は気持ち良いほど真っ黒に焼けていた。

健康的で真雪らしくて良いと思うと私は言ったが、真雪は嫌みたいだ。


「体育祭までには白くなってるといいな~」

「体育祭って今月末だっけ?」

「そう!運動部の見せ場到来の体育祭ですよ!」


運動部が強い帝光中の体育祭は毎年すごい盛り上がりを見せているらしい。
徒競走やリレーの数が圧倒的に多いのは、やはり足の速い人が多いからだろう。

去年の学級選抜リレーはバスケ部の皆さんが女子の視線を全てかっさらっていったのをよーく覚えてる。


ちなみに、去年は私も選抜リレーに出た。
何で私が選ばれたのかは今でも疑問なんだけど…。


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