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【黒子のバスケ】ブルーな愛情

第16章 【番外編】*merry Christmas*






ゆるく巻かれた髪を触っては引っ張るを繰り返していたらさつきに怒られた。
だって何か落ち着かないんだもん、と言ったら溜息を吐かれた。
まあ、女の子が髪巻いて言うセリフじゃないよね。


「メイクも完成!薄めにしたからこっちはそんなに違和感ないんじゃない?」

「本当?」


差し出された鏡で顔を見てみると、確かにあまり変わってないように見える。
良かった、整形メイクされたらどうしようかと思ってた。
さつきがそんなことするとは思わないけどさ。


「いつも下ろしてるから髪結んでみる?」

「いいんじゃない?」

「王道にポニーテール?ハーフアップも似合いそうだけど」

「いいんじゃない?」

「…瑠衣やる気ある?」

「ゴメンナサイ」


お願いだからそんな可愛い顔を崩して睨まないで下さい。
さつきのレアな睨み顔にヒヤヒヤしながら、結局ポニーテールにされた。
満足げに笑ったさつきに内心ほっとしたのは言わないでおこう。

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