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せんせい

第8章 8



あの三人が停学になって七日目。

毎日が恙無く過ぎていく。


雄也のこと以外は──。



「ねえ、桜木さん。」


朝のホームルームが終わり、授業の準備をしようと通学鞄を開けたとき。

クラスメイトの…誰だっけ?この人。

なるべく目立たないようにしていたから、このクラスに友達はいなかった。


「はい。なんですか?」


彼女は目を細めて親しげに肩に手を置いてきた。


「聞いた話では貴女、あの停学になった三人と同じ中学らしいじゃない?」


わざわざ調べたんだ。


「あの人たち、何やって停学になったの?」


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