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イケメン戦国 短編集 R18

第18章 全てを乗り越えて (光秀×舞) R18 リクエスト作品


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「っ、光秀さんの…ものです……っ」

「漸く認めたな。俺にここまで言わせる女は、後にも先にもお前だけだろうな。全く、世話がやける……」

「ごめんなさい……」

「いや、俺も少し言い過ぎた。お前があまりにも無防備に家康に抱かれてるものでな。誰にでも簡単に触れさせるな」

甘い言葉に縛られて身動き取れずにいると、光秀に優しく抱きしめられ、ドキンと胸が高鳴る

光秀の香りに包まれながら、心の奥まで満たされていくのを感じ、舞は光秀の背中にそっと手を回した

「光秀さん、私…。光秀さんは嫌かもしれないけど…やっぱり家康を助けたい。家康があんな風に言ったのは私のせいだから……」

「ああ。お前ならそう言うと思っていた。手は打ってある。これ以上お前が巻き込まれるのは俺も本意ではないからな」

「えっ?!光秀さん…最初から家康を助けるつもりで……」

「家康は織田軍にとって必要な人材だ。失うわけにはいかない。それに……」

「それに……?」

「お前がこれ以上家康の世話を焼くのは気に入らない。ただ、それだけだ」

「っ、光秀さん……っ」

「今日はこのまま大人しく、俺に愛されろ」

「んっ、ふ……っ……」

褥に組み敷かれ、優しく重ねられた唇

繋がれた指先をギュッと絡められ胸の鼓動が速くなっていくのを感じながら、その身を委ね、快楽を享受していく

その夜は、声が枯れるまで啼かされつづけ、漸く眠りについたのは、外が僅かに白み始めた頃だった



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