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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第24章 幸村の誕生日




ドッッ
「ぐっゔっ…ぐはっ…」
バギッ
「っゔぐ…が…は…」

素手で拳を打ち込み、
足で蹴りを入れ、
幸村が次々に、屈強そうに見える男達を、
いとも容易く伸してゆく。
「ガッハぁ…ぐフッ…」
5、6人いた追い剥ぎ達はあっという間に、
皆、地に伸びてしまった。

「まっ、こんなもんかな」
腰に手を当てて、フフーンっ得意げに地に転がっている男達を見下ろす幸村は、息ひとつ乱れていない。

「信玄様との手合わせや、刀を振り回す謙信様に追いかけられる方が断然疲れる。
こんなの、お茶の子サイサイだぜ」
そう言うと、振り向いて華月の安否を確認する。




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