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魔法都市

第3章 第零夜




―――――ピー…ガガッ…

『おい、聞こえるか』

通信機から聞こえてくる声に少女が応答する

「こちら、第零地区。聞こえてるわ」

『敵の人数は?』

「2、30人てところ…。子供が一人人質になってる」

『そうか…。なら、まず子供の救助が先だ。だから――』

「先走るなって言いたいんでしょ?わかってるわよ!」

『あ…おいっ―――』

少女は通信機を強引に切り、子供を助けるために敵に向かって行ったのだった…


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