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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第12章 お誘い※裏


翌日、事務所で先輩と仕事をして。
昼頃に透さんがサンドイッチを持ってきて、三人で食べた。
付き合ったならちゃんと言えと叱られて。

「…馴れ初めは聞かねーぞ」
「その方が助かります」
「色々ありましたね」
「含むのやめてください」

透さんと、何かあったとは思ってない。
零とは色々あったけど。
何でもない話をして、透さんの顔を見て幸せな気持ちになる。
この幸せが長く続けば良い。
切実にそう思う。
お昼を終えてお皿を下げた透さんを見送る。

夕方に帰ってきた蘭さんに、昨日のお誘いを喜んで、と受けた。

「ベルツリー急行、是非ご一緒させてください」

園子さんに蘭さんがその場で連絡を入れて、私も電話を代わり御礼を伝えた。

「…そういえば、工藤くんは誘われないんです?」
「誘っても来ませんよ」

寂しそうな蘭さんの表情に、少しだけ胸が締め付けられる。

「…彼は今何を?」
「相変わらず事件と推理に走り回ってるみたいですよ、たまにふらっと帰って来るんです」
「たまに、ふらっと?毛利先輩に調べてもらったりしないんですか」
「いいんですいいんです、…元気でやってればそれで」

○○姉ちゃん、とコナンくんの声が呼ぶ。

「新一兄ちゃんなら、僕も連絡とってるし大丈夫だよ」
「…大丈夫、ね」

関わらないで、と言われた気がした。
それはなんだか…零の言う危ないことに突っ込むな、と言うような…そんな目に似ていて。

「コナンくんが言うなら、大丈夫だね」

工藤新一が姿を消し、その直後から現れたのは江戸川コナン。
私が零の事実に気づいたのは、あくまで降谷零を知っていたからで…
そんなことを考えては小さく笑ってしまって。

「では今日もお疲れ様でした」

調べるな、それは…私が関わってはいけないことだった。
ポアロで働く彼を、窓越しに横目で見送り家まで走った。




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