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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第19章 潰れる休日※裏


零が料理する手を止めて、風見さんの電話を代わった。

「…あぁ、わかった。また連絡する」

寝室の戸を閉め。

「○○、…任務の話だけど」
「…はい」

タブレットを開いて、風見さんから届いているデータを開いた。

「…何かあったら、必ず連絡すると約束しろ」
「降谷さん、……あまり私情を挟まない方が良いですよ」
「っ…○苗字○、ここで働け」

そして一週間以内に解決しろ、と。
見せられたのはキャバクラの名刺データ。

「麻薬やら暴力団やらと噂が多いところでな。…それが足も掴めずに刑事部が未だに追っている」
「……それで、なんでこの任務が?」
「手始めに、ここを潰せる証拠を集めろってことだ。…ただ、僕からも別の任務を支持しているからな。これくらい…一週間で終わらせろ」
「はい、降谷さん」

…そんな心配そうな顔しないで欲しい。

「零」

名前を呼んだら…キスをされた。
……抱きしめてくる零の背中に手を回し、大丈夫だよ、と伝えるように何度も何度も背中をポンポン、と落ち着くよう優しく叩いて。

「…○○」
「ん?」
「何かあったら、起こる前に…起こす前に、連絡しろ」
「ホウレンソウですね」
「茶化すな」

キスが甘い。
零に了解ですと返せばやっと少し落ち着いた様子の零。
零がそんな反応をするから、私自身落ち着いていられた。

「キャバクラ…かぁ」

ホストクラブすら行ったことがないと思いながら、動画サイトを開いて。

「実践するか」

グラスとマドラーと、ウイスキーにお水。
…実際に入るお店は、銀座の店だと零は言う。
お酒の作り方、と言って説明する零は、キャバクラとか…縁遠そう。

「○○?」
「…あ、ごめん」
「…○○、ベッドに座れ」

立ち居振る舞い、を指摘されて。
たまたま二人腰をかけられるのがベッドだった、と言うだけのはずなのに。

「次、触られたらどう対応するか」
「手首捻って取り押さえる?」
「却下だ」

…零が、太腿に手を置いて。練習だと言って会話をしてる時に…秘部に、指先が当たって下着の上から陰核を撫でられた。

「ぁっ…んぁ…」
「…○○は知らない男に触られても受け入れるんだな?」

押し倒されていて。
…キスをしながら胸を触られ。

「…練習、失敗だな?」



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