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君たちはこの壁を超えることができるのだろうか?

第4章 流れが変わった


「意外とみんなへでぇんだな…ぐすっ」
「ゴシゴシ。ではいこうではないか!運命の投票タイムスター…

「ちょっとまって…!」
「ちょっと待つべっっ!!!!」

霧切さんと葉隠くんが同じタイミングで声を出した。

「邪魔をするなっ!!」

「十神くんごめんなさい…今思うとこのふたりは投票を早めようとしていないかしら?そして間違えさせようとしている…」


「そうだべっ!!さっき大和田っちが出てきた時はたしかモノクマは〝立ってた〟だべ!?なのになんでいつもの椅子に座ろうと動いてるんだべ!?」


!?


はっと思って見た。そうだ大和田くんたちに圧倒されてそんなことなんか考えてもいなかった…
あれでもなんでモノクマは動いているんだ??
たしかモノクマを動かしてるのは…?


大和田くんたちを見てもリモコンなどで操作する動作は見えない…


だとすると??


「おいっ!!石丸答えろ!なんであいつが動いてるんだ!」


「ッチ」
「バレてしまったか…」

「じゃあ本当は黒幕が3人!?そうなると三人目が江ノ島さん??」


「それはちげぇぜ!苗木ぃ!!」

「江ノ島くんはもう死んでいるんだ!」

万遍の笑みで言う石丸


「し、死んでる…? 」

「そうだ!とっくの昔にな!」
「オメェらがコロシアイを始める前になぁw」
「あの時の江ノ島くんはとっても絶望的な顔をしていたよっ♡あぁ君たちにもみせてあげたかったなぁ♡」

石丸くんの顔は快楽と絶望と笑顔がまざって表現出来ないような表情をしていた。
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