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裏『探偵』αな女がΩの男達に求愛される話。

第5章 運命の番(4)…萩原研二>>1


「ぁ、んっ…ぁあ、春枝…ぁひ、んぐ、んんっ!」
「奥をかき回されて気持ちいいんです?私の匂いがついた枕の匂いを嗅いでオナニーだなんて…研二さんは変態なんですね?」
「うぅ、ごめんなさ、ぁああ゙っ!」

うつ伏せで、私にお尻を突き出した研二さんは枕を顔に付けて端の方を掴みギュッと力を込める。中から溢れる液体が内股を伝う為、彼の大きくなった自身を後ろから掴む。ビクッと肩が浮く、ドクドクと脈立つ研二さんの陰茎を撫でながら中をかき出すように指を入れて弄べばガクガクと腰を揺らし、脚を震わせる。ひっきりなしに声をあげる研二さんが愛らしくてもっと可愛がりたくなった。陰茎の先端を爪で引っ掻いて見れば、悲鳴に似た喘ぎ声を漏らす。

「ひぃ、ぁあ゙!あ、はっ…ぁ、んん゙ぁん、んぁあっ!」
「逝きそう?逝きたいです?」
「ぅ、ぁっ…いきた、いきたいぃっ!あ、ぁあ゙!」

逝かせてと私にお強請りする研二さんの言葉に、グリッと中のシコリを爪で軽く引っ掻いた。ビクビクと痙攣し、ベッドシーツへ勢い良く精液を吐き出した。ぐったりと身体の力が抜けて倒れ込みそうになるが、腰を持ち上げて研二さんの中へ私の性器を挿入した。敏感になっている為逃げ腰になるも、逃がしはしないと身体を起こさせて首筋に舌を舐め上げてそのまま項を噛む。ビュルリとまた軽く逝った研二さんは、気持ち良さげに甘い吐息を漏らす。

「逃げるな…もっと研二さんを食べさせて?」
「あ、ぁ…春枝、春枝っ…んん゙ひぁっ」

ぐちゅぐちゅと中を行ったり来たりと繰り返す。四つん這いでお尻だけを突き出すようにして、背中を指先で撫でて見る。腰が揺れて中がキツく締まり、私も声を漏らしてしまう。

「春枝、春枝…ぁぁ、んん゙ふ、んんっ…」
「はぁ、んっ…ぁ、研二さん…好き」
「っ、お、おれもぉ…春枝が、すき…ぁ、あいして、あぁ゙あんっ!」

ギシギシとベッドのスプリング音と、水音や肉がぶつかり合う音が寝室に響いた。逝く逝くと研二さんがいい、ぎゅうっと強く枕を掴む。私もそれにつられて後から中へ吐き出した。

ーーー。

「春枝ちゃん、春枝ちゃん…」
「ん?なんですか?」
「ううん、呼んで見ただけ…」

キスをしてとせがむ研二さんに、そっと口付けをする。あぁ…本当に幸せだと小さく笑った。
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