第2章 興味から知る正体
結婚式前夜祭から戻った私はパソコンと向かい合っている
しかし、いくら調べても何も掴めない
(仕方ない…直接出向くか〜)
次の日、依頼人として毛利探偵事務所に訪れた
コンコン
扉を叩く
小五郎「は〜い、どうぞ」
気の抜けた返事が返ってくる
(頼りない返事…
よくこんなのが探偵なんてやってるわね)
呆れながらも扉をあけるとテレビを見ながら、ぐーたらしてる毛利小五郎がいた
そばにはあの時の坊やもいる
(みーつけた♪)
すると、いつの間にと思うほどの距離に毛利小五郎がいて私の手を取っていた
(ちけーよ…)
小五郎「お嬢さん、ご依頼ですか?」(キリッ
『え、えぇ…そうです』
私は苦笑いを浮かべながら答えた