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あなたを守るために

第5章 ミステリートレイン



部屋でゆっくりしてると乗客が一斉に逃げ始めた

乗客「8号車で火事らしいぞ!早く前の車両に逃げろ!」

そう叫びながら逃げている


(始まったわね…さて)


私も動きだす


(恐らく、彼女が逃げるなら8号車だろうね…)


そう思い8号車へ向かう


(いたいた…
やっぱり、彼に協力してもらったのね)


怪盗キッドがシェリーに変装している
この事に気づけるのは、あたし以外いないだろう


(じゃあ、シェリーは無事ってことね)


とりあえず一安心


(あとは、様子を見よう)


すると、零くんがやって来た


《さすが、ヘルエンジェルの娘さんだ
よく似てらっしゃる
はじめまして
バーボン...これが僕のコードネームです》


二人が話し始める
少しすると零くんが拳銃を出した


《では、手を上げて移動しましょうか
8号車の後ろにある貨物車に》


私もそれに続く
しかし、会話があまり聞こえない


(ベルモットの事だからあの貨物車に爆弾をのせてるんだろうな〜)


ガラッと音がする
見ると、帽子をかぶった赤井秀一が手榴弾を投げた


(なぜ!?ベルモットは今、有希子と一緒のはず!)


このまま、貨物車と一緒に離れたら爆発は確実


(ちっ…!!!)


私は何も考えず零くんの腕を引き8号車に戻した


《誰だっ!!》


(彼なら、怪盗キッドならうまく逃げ切れるはず)


零くんに見つからないように身を隠そうとしたが腕を掴まれて隠れ損ねてしまった


(ミスった!!)


私は彼に顔を見られてしまった


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