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【文スト×リボーン】一人の苦しみと話せない話【森鴎外】

第3章 第3話_____ポートマフィア首領、鴎外の過去______


海_____それは沢山の人が居る所
海_____それは青い空が見える所
そんな空の下にはポートマフィアの皆さん
「リンタロウ!あれ食べたい!」
「うん、良いよぉ」
何時ものの様にする、鴎外とエリス

「わぁ、中也くん似合うねぇ」
鴎外は中也を見て褒める
「そ、そうですか?」
鴎外に褒められて中也は嬉しそうにする
「ぼ、首領も似合いますよ」
鴎外の格好を見て言う
「おや?ありがとう」
鴎外の格好は紅葉に選んで貰った水着とパーカーを着ている

鴎外は水を足で飛ばしながら皆を見ていた
そんな鴎外にQは水を掛けた
「えい!」
「わっ」
Qは楽しそうに鴎外を見る
「Q、全く」
鴎外は呆れながらQを見る
「えへへ、森さんも泳ご!」
Qは笑いながら誘う
「えー」
「ね!」
結局鴎外は入る事になった


足が着く所で立っている鴎外
「鴎外殿は泳がないのかぇ?」
紅葉が鴎外の横に来て問う
「私は.....うん、そのね」
歯切れの悪くして言う鴎外に紅葉は更に問う
「何じゃ?歯切れの悪いのぅ?」
尋問でもするかのように鴎外を見る
「否、そのね、私、泳げないのだよ.....」
恥ずかしそうに鴎外は言う
勿論、本当だ
鴎外には親と言うのが無かった
幼少期から泳ぎ方を教えてくれる者など居なかったのだから
「そうなのかぇ?」
紅葉は驚いた様に聞き返す
「う、うん.........」
俯きながら頷く鴎外

日陰の所で鴎外は座っていた
何故か鴎外の頭の中には昔の記憶が呼び起こされていた
鴎外は頭の中が過去の事だらけで倒れた____

「いやだ!やめて!ぼくはもるもっとになりたくない!やだぁ!」
小さい鴎外は研究者達から逃げようと必死に藻掻くが大人との差は沢山ある
「大人しくしろ!!」
そう言い1人の研究者は幼い鴎外を殴る
「っ.......」
殴られて大人しくなる鴎外を研究者達は鴎外を研究室に入れる
鴎外をモルモットにする為に_________
台の上に乗せて逃げない様に鴎外を拘束する
幼いながらも鴎外は危ないんだと思った
「やだよっいやだっだれかたすけて!!」
拘束から逃れようと暴れる
だけど逃げれない、まだ子供なのだから
逃げる事すら許されない
泣く事すら出来ない
研究者はそんな鴎外に
「お前はモルモットだ!逃げようとするな!」
そう言った
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