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【文スト×リボーン】一人の苦しみと話せない話【森鴎外】

第3章 第3話_____ポートマフィア首領、鴎外の過去______


これはこれは鴎外の昔の話______

鴎外は何の変哲もない一家に生まれた
鴎外の両親は髪と瞳と共に黒だった....
だが鴎外は違かった、瞳は赤だった、紫が掛かった赤だった、その為に鴎外は愛されなかった
まだ小さかった鴎外は唯親に愛されたかった
だけど鴎外の親はそんな鴎外の気持ちを砕いた
「あんたなんか愛したくも無いわ!気持ち悪い!」
小さかった鴎外はそれを言われて傷付いた
泣きわめくしか出来ない鴎外を母親は殴ったのだ
痣になろうが殴り続けた
鴎外が愛されない分、弟は愛されていた
鴎外が大切にしてた物は弟に全て取られていたのだ
その弟も鴎外が嫌いだった
「お前なんか兄だと思いたくない!!」
当時5歳だった鴎外は家族に存在を否定されていた
一つ違いの弟までも否定をしてきた


或る日鴎外の家族の元に研究者が来た
モルモットになる者を貰いに来たらしい
鴎外の両親は鴎外を差し出した
鴎外の父親は言った
「これでお前は人の役に立つな、出来損ないのお前は」
小さいながらも鴎外は分かった
売られたんだって
____死ぬんだって____
怯える鴎外をお構い無しに連れて行く研究者
鴎外が居なくなって清々している鴎外の両親
幼い鴎外は分かったんだ
(かみさまなんていないんだ.....)
そう1人で思っていた.....泣きながら
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