第13章 今夜は朝まで離さない/後編/R18
シングルサイズの敷布団に横になり、
先ずはしっかりと抱き合って肌の温もりを感じ合う。
やがて、どちらともなくキスをし始めた。
「っ… ふ」
仰向けの莉菜さんに覆い被さる形で舌を絡ませる。
柔らかな舌の感触を楽しんだ後は 首筋を食みながら少しずつ下に動いて行き、
ツンと尖った乳首を、乳輪ごと口に含んだ。
(ちゅぷ)
「あっ」
指で触るのとは また違った感覚なんだろう、
莉菜さんの声が甲高くなった。
口をすぼめて乳首を吸い上げては 時おり舌先で転がすように舐め、
空いている右手で もう片方の乳房を優しくマッサージする。
「ちゅっ」
「あ… んッ…!」
胸に関しては、明らかに感じてる様子が見て取れる。
ここまでは順調だ。
次の段階へ進もう。
動きやすいように、莉菜さんの身体の右側に寄り添うように寝転がる。
乳房を揉んでいた手は脇腹を経由して下腹部へ。
指のハラを使って 陰毛の上から恥骨をグリグリと刺激した。
すると…
「…っ」
莉菜さんが俺の腕にしがみつく。
「大丈夫?」
「あ、そ、それ…っ」
「これ?」
「うん… 何か… 気持ち、い……」
「そうか、良かった…」
莉菜さんの言う"何か"とは、きっとクリトリスのことだ。
恥骨への愛撫でソコが感じてるんだと思う。
手ごたえを得て気を良くした俺は、指をさらにほんの少し下へずらし
試しにクリトリスのすぐ上を小刻みに摩ってみた。