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愛欲ノ奴隷【R18】

第1章 堕落


灯翠は部屋から出され、目隠しを付けられた。

そのまま、首輪に鎖を付けられ、引っ張られて歩かされる。

しばらく歩いたところで、目隠しを外された。

目の前には、大きなドア。

どうやら、この施設内の別棟らしい。

そのドアの向こうには、恐ろしい光景が広がっていた。

「…これは…」

そこに響くのは、多くの性奴隷たちの断末魔。

みな、頭まですっぽりと覆う黒い拘束具を着せられ、口には口枷を付けられている。

そして、

身体を縛り付けられ、
鞭を打たれ、
機械に犯され、
快楽と狂気の声をあげていた。

「ここは、奴隷の更生施設だ」

施設の管理官が言う。

「主人に逆らった者、逃げようとした者は、ここへ連れてこられ、薬と機械で調教される。
そして、精神までもを侵され、完全に調教されて、その名の通り完璧な性奴隷となるのだ」

灯翠は震えた。
こんなの、地獄だ。

「お前もこうなりたくなかったら、逃げようなどとは思わないことだ」

自我すら失い、快楽に溺れる奴隷たちの姿を、
灯翠は絶望的な眼差しで見つめていた。
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