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繫がる物語

第2章 第二話










「はぁ……。やっと逃げ切れた…」
 エルアは先程まで走っていた地点とはだいぶ離れた場所で、ゼーゼーと息を切らしつつぼやいた。





 こんな感じでずっと逃げている。今のところは最終手段で瞬歩でうまくマけてるのが救い。
 あの様子だと、恐らく瞬歩の仕組みも知らないだろう。
 まぁ、本来は戦闘で使うし、少しでも気を抜くとジュダルならすぐ追いつかれるということでそれなりに本気で使っている為か、普段より疲れるが。





 で、エルア、読者の方々ならお気づきだと思うが、彼女は死神である。
 本来はここにいるはずのない人物であるが、何故ここにいるのか。




 それは、数日前に遡る。




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