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POLLUTE 没ネタ[R-18込み]

第2章 2


「貴様ら!それは母様が汲んできた水だぞ!!返せこのっ」
「やーだね!返して欲しかったら奪い返してみろ!」
「まあ追いつかねーだろうけどな!」
「くそーーっ!!」
子供達が道を走るのを見つけ、私は彼らの手に持った水瓶を奪い返した。
「あっ、俺らの水がっ!」
「俺らってねえ……これは私が汲んできた水ですよ。」
「母様!」
「げぇ!のババア!」
少年の頭に踵落としを決める。
蹲る少年たち。
「全く、何処がババアですか。それに苗字で呼ぶなと散々言ってますよね。」
「くそぅ、覚えてろ!」
少年たちが走り去るのを見て、私は水瓶をルキアに渡した。
「ルキア」
「は、はい母様!」
「貴様とか、その喋り方は直しなさいと何回も言っているでしょう……まあ半分は私のせいですが、今からでも直せるはずですよ。」
「ぜ、善処します。」
「してくださいね。」
ポン、と頭に手を置き撫でる。

1人じゃなかった。

ルキアを育てる為に私は護廷十三隊を休隊し、教員一本に絞った。

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