第3章 新しい仲間。新しい生活。

部屋に入り服や小物をバッグに詰め込んだ。

「なまえ様、手伝いますよ。」
「いいの、これからは自分でやっていくんだもん！」
「ふふ、なら私達は外に居ますね。」
「うん。…今までありがとう。」
「…！！立派になられて。」

桜蛇を持ち、バッグを担ぐ。

部屋を出ると涙ぐんでるお手伝いさん方。
一人一人に別れを告げ、皆の居る湾岸へ急ぐ。

「なまえ。元気にやるんじゃぞ。わらわは応援してる。」
「姉様。ありがとう。」
「何だ、お前らもう行くのか？」
「麦わら屋、お前は寝てろ。」


ジンベエの背からルフィ様が降りたのを船長さんが制する。


「肉食ったから大丈夫だ！ありがとう！」
「あぁ…。なまえ、アイツらはもう船に乗ってる。行くぞ。」
「はい！ルフィ様、気をつけて。皆！今までお世話になりました。…行ってきます！！」



新たに戦闘員としてなまえを迎え入れたハートの海賊団は女人国を出た。