Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第2章 過去
レイリーの話は全く記憶になくて信じられなかった。
「なまえちゃんは鷹の目に小さい頃剣術を学んでた!?」
「あぁ、そこで学んだのがさっきの力だ。」
「なるほど。」
この刀も、彼から貰った物らしい。
「でも、どこで?」
「ここだ。」
ここ…というのは今私達が居る湾岸。
「なまえ、話は聞いてしまったのか?なら言う必要はニャくなったな。」
「グロリオーサ!!姉様達!!」
「え〜〜〜!!?レイリーのおっさん!!?」
「おお!ルフィ君早速会えてよかった。」
レイリーとルフィが話してる間、私とグロリオーサも話をしていた。
「グロリオーサは知ってたの!?」
「もちろん。お前はまだ小さかったから覚えていないのもムリはニャい。」
「言ってくれればいいのに…でも、何で?」
そこが重要だ。
男子禁制の女人国なのにグロリオーサが湾岸だとしても許可するはずがない。
「お前の身を案じてのことじゃ。自分自身の身を護るためと、いざって時、誰かを護れるように。」
「護る…」
「おもしろい。」
「「え?」」
船長さんの言葉に私とグロリオーサが反応を示す。
「お前、船に乗るか?」
「私が?」
「あぁ、仲間になれ。」