第8章 どうして○
ドピュッ、ビュルッ…!
下着の中で…男の手の中で、欲望が爆発する。
白濁が吐き出される度に陰茎が跳ね、俺は体を前のめりにして快感に耐えた。
その際に突き出したお尻が男の股間に当たり、不覚にも熱塊を感じてしまう。
すると男は、当たったついでと言わんばかりに股間を押し付けてきた。
(おい…っ!興奮しすぎだろ、離れ…!?)
離れろ!と文句を垂れようとした時、電車の扉が開く音がして人がなだれ込み、離れるどころか押されて益々密着してしまう。
「は……はァ……」
上がった体温と熱気のせいで肌が汗ばみ、俺の息が速く浅くなる。
湿った下着の中で、まだ余韻に浸って脈打つ陰茎を握り直し、男が再び手を動かす。
(イッたばかりなのに…はぁ、ん…)
指にヌチヌチと精液を絡ませて、敏感になっている肉棒を揉んだ。
グチュゥッー!ヌチュ、ジュリュッ!
男は力任せに肉棒を搾るが、精液が潤滑剤として働くためスムーズに手コキができた。
高速で幹をいたぶられ、俺の背筋がビクビクと震える。
「ん……っ、」
張り詰めたカリを男の手が擦る度、肉棒に血液が集中して亀頭が充血する。
射精直後の陰茎を激しく刺激され、快感を通り越して股間が痛い。
痛いを通り越して変だ。
ムズムズした電流が全身に伝わり、肌が粟立つ。
(なんか、くる…!?やば…ちょっ…!!)