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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第13章 真選組の慰安旅行


海に着くと隊士達はもうはしゃぎまくっていた。

その中でも近藤さんは特に目立ってる。

人間離れした速さで泳いでたらそりゃあねぇ…。

おいおい、岸にいる女子達が引いてるよー。

土方「アイツはほんとに…」

名無し「近藤さんが1番楽しみにしてましたもんね」

土方「中身はいつまで経ってもガキだからな」

銀時「おー税金泥棒さん達は仕事放棄で遊んでるのか。呑気なもんだなぁ」

名無し「銀ちゃん!」

土方さん越しに銀ちゃんを見る。

銀時「あれ、名無しも居たのか」

銀ちゃんはニカッと笑った。

土方「万事屋は仕事が無くて暇そうで良いなぁ」

土方さんは煙草を加えて不機嫌そうに答えた。

あ、この2人仲悪いんだっけ。

銀時「そーでもねぇぜ、どっかの税金泥棒が仕事しねぇから町が汚れて仕事ありまくりで困ってるくれーだ」

土方「どうだろうなぁ、どっかの三人組の暴れた後始末すんのは真選組じゃなかったか?」

銀時「なんだと?」

土方「やるか、コラ?」

名無し「2人共止めなって。あ、銀ちゃん今日神楽と新八は?」

銀ちゃんは不服そうにするがすぐに答えてくれた。

銀時「アイツらならもう海入ってるぜ」

銀ちゃんの指す方を見ると神楽と総悟が掴み合いをしていた。

新八はそれを必死に止めてる。

新八、今新八の気持ち痛いほど分かるよ。

再び言い合いを始めた土方さんと銀ちゃんを横目に見ながらため息をつく。

この人達は海に来てまで何してんだか…
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