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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第13章 真選組の慰安旅行


私達は海の近くにある旅館に泊まる。

隊士達はみんな6人部屋。

けど私は当然一人部屋。

何だろ、普通に寂しい。

ま、いいか。とりあえず部屋に荷物を置く。

部屋は和室で一人部屋にしては広い。

カーテンを開けると窓からは海が見える。

この部屋最高!!隣の部屋が総悟の部屋じゃ無ければね。

今も窓から身を乗り出したら隣の部屋で同じように窓から身を乗り出している総悟を見つける。

そう、隣の部屋には総悟と土方さんと近藤さんの部屋。

人数の問題で3人余るからこのメンバーで3人部屋になったらしい。

総悟「あっ」

総悟が私に気づいてこちらを向く。

私はすぐに部屋に体を戻す。

大浴場での事があってから総悟とは話していない。

私だって本気で怒ってるんだから!

あんなサドに振り回されてたまるかっての!

総悟から謝罪の言葉を聞くまで絶対関わらないから!

土方さんから着替えたら海に来るように言われたのを思い出す。

急いで水着を買ったからビキニしか見つからなかった。

名無し「うーん、やっぱり恥ずかしな…」

こんな事もあろうかと、ちゃんとラッシュガードを買っておいてよかった。

チャック付きのパーカー型ラッシュガードを上からはおった。

名無し「これで完璧!」

部屋から出ると丁度土方さんと総悟に会う。

土方「名無し、着替えんの早ぇな」

総悟「俺、先に行きまさァ」

そう言うと総悟は足早に去った。

ほんと可愛くない奴。

土方「お前ら何かあったのか?最近仲悪ぃじゃねぇか」

名無し「仲悪いのは前からです」

土方「わかったからそのバックの黒いオーラ消してくれ…」

私としたことが、ついつい憎さにオーラが黒くなってた?
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