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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第9章 鬼兵隊


また子「名無し、弱いッス…」

武市「ここまでくると哀れだ」

侍1「何か悪いものでもついてるんじゃ…」

侍2「名無しさーん、顔、顔(笑)」

名無し「もぉ!何で勝てないの!?」

ただ今5連敗中…

そのうち3回はババが最初から最後まで動かず終了…

ついてないなぁ…

バァァァァァァン―――――――――

名無し「何、今の凄い音!?」


え、え。どういうこと?話
また子「意外と早かったな、行くぞ」

侍達「はいっ」に付いていけない。

皆部屋を出ていっちゃったし。

私も慌てて追いかける。

外に出ると船の先端の方で人が集まっている。

名無し「あれって…」

近藤「高杉、名無しはどこにいる」

土方「こんな事をしてただで済むと思ってんのか」

総悟「いい加減にしろ、早く名無しの場所を言えってんだ」

真選組がズラッと立っていた。

名無し「みんな…」

やばい、泣きそう…

総悟「名無しっ!」

総悟が私に気付いて駆け寄った。

それと同時に真選組が鬼兵隊に襲撃を始めた。

総悟「大丈夫か!?何もされてないですかィ!?」

名無し「大丈夫だよ、総悟。それより高杉は?」

高杉は既に姿を消していた。

総悟「あいつがどうしたんでィ」

総悟の表情はかなり不機嫌になる。

名無し「ちょっと話したい事があるから」

総悟「そんなの黙って行かせられるわけないだろィ?」

名無し「大丈夫だから、高杉はもう私には何もしないよ」

私は高杉のもとへ向かった。

もちろん総悟も付いてきている。

名無し「高杉」

やっぱり昨日の部屋にいた。

名無し「総悟はここで待ってて」


私は部屋に入ると高杉の後ろにたった。

高杉「何でわざわざ来た」

名無し「これ。返せてなかったから。ありがと」

私は着物を渡す。

高杉は黙って受け取ると着物を羽織った。

高杉「早く逃げねぇとじきに爆発するぞ」

名無し「爆発!?」

高杉「うちの優秀な侍が真選組に備えて昨日船に爆弾を仕掛けたらしいからなァ」

総悟「てめぇ!」

ドォォォォォン―――――――――

総悟が刀を抜いた瞬間、部屋の外から爆発音が聞こえた。
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