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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第29章 真選組の刀


銀時「で、なんでお前らがいるんだ」

今起きてきたって様子の銀ちゃんが私と総悟を交互に見た。

新八「街で偶然会ったので寄ってもらったんです」

名無し「おじゃましてまーす!」

新八に出してもらったお茶を飲みながら銀ちゃんに手を振った。

銀時「いやいや、名無しが来るのは分かるよ?名無しはね?

でも何で総一朗君までいるのかなぁ?」

総悟「旦那、総悟でさァ」

総悟もまたお茶を飲みながら言う。

名無し「鍛冶屋まで案内してもらったの」

銀時「鍛冶屋?あぁ、アイツのところか」

名無し「鉄子さん知ってるの?」

銀時「まぁな、仕事の依頼された事あんだよ」

さすが、万事屋。やっぱり知り合い多いんだなぁ。

銀時「つーか、仕事しろ仕事」

総悟「今日は非番なんでさァ」

名無し「嘘ばっか!今日見回りでしょ!」

総悟「あっれーそうでしたっけ?」

だめだ、この人全然仕事する気ないや。

銀時「名無しは今日仕事じゃねーのか?」

名無し「私は午後からだから、午前は大丈夫!」

その時寝起きで髪がボサボサな女の子が入ってきた。

名無し「神楽おはよ!」

神楽「ふわぁ、誰かと思ったら名無しネ!」

神楽は一気に笑顔になったが直後に一気にテンションが落ちたようだった。

神楽「で、何でクソサドもいるアルか」

総悟「黙れチャイナ」

まーた始まるよ、この人ら。

そう思ったけど総悟は立ち上がった。

総悟「クソチャイナが起きやしたんで帰りまさァ」

総悟につられて私も立つ。

新八「あ、もう帰るんですか」

神楽「おー帰れ帰れ。朝からクソサドのつら見るなんて寝覚めが悪いネ。

あ、名無しは居てもいいアルよ」

打って変わって神楽はニコッと笑う。

総悟「残念だが、名無しはこれから俺とデートなんでぃ」

名無し「デートなんか…」

神楽「ふんっ、振られてるくせして。まったく女々しい奴アルな!」

総悟「何を勝手な事言ってるんでぃ。俺と名無しは付き合ってるんですぜ?」

自身たっぷりの総悟の言葉に全員が凍りついた。

名無し「ちょっ…」

なんで今その事を!!
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