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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第27章 真選組のデート


近藤「悪いな、席外してもらって」

名無し「あ、いえ!」

良かった…このまま変な空気の中いるのは辛かったから…。

私も好きだって言いたいのに、さっきの秋夜からの告白を思い出すとそんな事は言えなくなった。

秋夜は私のせいで怪我までして、真選組もやめるのに私だけ好きな人に告白されて喜んで良いわけがない…。

総悟「俺、ちょっと用事があるんで先に帰りまさァ」

総悟は落ちてたコーヒーを拾って私に渡すと病院を出た。

土方「アイツ、またサボるつもりか。まぁいい。

今、辻から真選組を辞めたいって聞いたところだ」

名無し「秋夜は辞めるわけ、言ってましたか?」

土方「いや、ただ"辞めたい"とだけだ」

近藤「あんなに毎日頼むようなやつが理由も無しに辞めたいなんて言わないと思うんだがな」

やっぱり理由、言ってないの…?

入った理由も言ってないって言ってたからもしかしたらと思ったけどやっぱり…。

それじゃ誤解を生んじゃうよ…

名無し「理由、ちゃんとあるんです」

私は秋夜のご両親の事も辞めたがってる理由も全て漏らす事ないように話した。

近藤さんも土方さんも驚きながら、最後まで聞いてくれた。
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