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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第27章 真選組のデート


ほどなくして天人たちは全員縄で縛られた。

秋夜「あっぶなかったなぁ…」

名無し「秋夜!大丈夫なの!?」

秋夜「いや、大丈夫じゃないみたいや…」

そう言って秋夜は私に持たれるように倒れた。

名無し「秋夜!」

再び秋夜が気を失ったところに総悟が焦った様子で来た。

総悟「無事ですかィ?」

名無し「私は何とか…けど秋夜がっ…」

半泣きの私に「大丈夫でさァ」と言って秋夜を抱えた。

総悟「ザキ!こいつを病院に連れてやってくれィ」

ザキ「あ、はい!分かりました!」

土方「総悟!お前は名無しを連れて先に帰ってろ」

総悟「言われなくてもそうするつもりでさァ」

名無し「私、秋夜と一緒に病院に…」

総悟「あいつはまだ目を覚ましやせんぜ。とりあえず戻ってあきも怪我の手当をしやしょう」

怪我?

名無し「私怪我なんて…」

総悟「頬に刀傷がついてまさァ」

パトカーの窓で確認すると確かに斬られたあとがあった。

あ!あの刀突きつけられた時か。

秋夜の事で必死で気づかなかった。

スッ―――――――――

その傷を総悟が指でなぞる。

名無し「っ!………」

少し痛みが走った。

総悟「顔に傷は良くないですねィ…」

辛そうに言う総悟を見て私まで辛くなる。

名無し「ごめんね、心配かけて」

総悟「ほんとでさァ」

総悟は私の頭を軽くなでてパトカーに乗り込んだ。
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