真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第23章 真選組の新隊士
数日たってようやく秋夜は書類仕事ができるようになってきた。
今日は秋夜の教育係としての最後の2人での見廻り。
名無し「今日で秋夜の教育係も終わりかぁ」
秋夜「ありがとぉ、名無しのおかけで仕事早く覚えれたし感謝してる」
名無し「なんか別れの挨拶みたい」
そんな事言って笑いながら歩く。
秋夜「最後やし、一個聞いても良い?」
秋夜の顔が急に真面目になる。
名無し「いいよ、何?」
秋夜「その…今更聞くんもあれやねんけど、俺に仕事教えるん負担やった?」
突然心配そうな顔をして聞かれたものだから思わず吹き出してしまった。
名無し「ははっ!真面目な顔して話し始めるから何かと思ったら。
負担なわけないじゃん、ここ数週間は凄く楽しかったよ!
何、そんな事心配してたの?」
秋夜「いや、忙しいのにずっと俺に付いててくれたやん?」
名無し「好きで一緒にいたんだから、気にしないでよ」
秋夜「好きで?」
少し驚いた表情をした秋夜を見て、慌てて訂正する。
名無し「あ、いや!好きでってその、一緒にいて楽しいしって意味ね!」
秋夜「ぶはっ!そんな慌てて説明せんといてや。何か振られたみたいやん」
秋夜が笑ってるのをみて私もつられる。
秋夜「ていうか、名無しが好きなんって沖田さんやろ?」
総悟の名前が出た瞬間に心臓が大きく跳ねた。