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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第15章 真選組の秋祭り


小さな机を挟んで向かいに座る桂は腕を組んでじっと私を見続けている。

ここが万事屋じゃなかったらすぐに斬り掛かるのに〜!

銀ちゃんは私と桂が初めて対面したときの話を聞いて笑っている。

銀時「総一朗君と名無しの2人がかりでも傷一つ付けられないなんてなぁ。やるなぁ、ヅラ!」

桂「ヅラじゃない桂だ!確かに2人の息はピッタリだったが、そんな事でやられていては国なんて救えないだろ」

ピーンポーン―――――――――

銀時「今度は誰だ?」

神楽「今日はインターホンがびっくりするくらい仕事してるネ」

新八「何か騒がしいですね。見てきますよ」

ガラガラ―――――――――

新八「はぁーい、どちら様ですか…ってちょっと!」

近藤「桂っ!!」

近藤さん達が乗り込んで来る。

神楽「真選組アルか」

新八「何しに来たんですか!」

銀時「やけに騒がしい思ったらゴリラかよ。呼んだのは名無しか」

名無し「当たり前でしょ?」

実はさっき話している時に密かに近藤さんにメールをしておいた。

『万事屋、桂ナウ』

近藤「名無し!桂はどこだ?」

名無し「ここに…ってあれ!?」

えっうそ!さっきまで座っていたソファに桂の姿はなかった。

代わりに居間の窓が開いている。

そこから下を見ると桂がにやっと笑っていた。

近藤「いたぞ!下だ!」

真選組はすぐに下に降りて桂を追いかけて行った。

ちぇ、また逃がしちゃった。
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